素人に書かせるブログ小説

SSや小説を載せていきます。時々、完成したデジ絵ものっけていきたいです。コメントよろしくっ!

異世界ならここを曲がってすぐですよ。5話

「お、お腹いたい…」

俺は腹を押さえながら、自室のベッドに横たわる。

 (く、食い過ぎた…)

自室の隅に母親に貰ったお土産がある。

開けてみようかな…

腹を押さえながら木の箱を手繰り寄せ、ふたに手をかけた。

すると一瞬、グロテスクなドス黒い霧が見えた気がした。

「あ、あれ?なんか全然不快じゃないな。

さっきはあんなに気持ち悪かったのに…」

蓋を開けて出てきたのは、歪な形をした黒い刀だった。

(おぉ!かっけぇ!なんかこう、中二心がくすぐられる!!…っても俺、刀は愚か剣すら使えないんだけど。)

 

(そもそも、黒って俺のイメージとちょっと違うよな…俺はやっぱり爽やかでイケメンな感じがする水色があうんだよ。)

 

「いや、あわねぇー」

「のわっ!?誰だ貴様!」

「ミチルだコノヤロー」

「なんだ我が妹か。」

「我が?」

「あ、いや。なんでもない。」

「ってか、その刀かっけぇ!

ん?でも…なんで、お兄に刀なの?」

「お母さんに聞いといてくれよ。」

「自分で聞けや」

「使えねぇメスゴリラもいたもんだな…」

「ああ!?ゴリラだと?」

「ああ。そだよ。」

「なかなか、可愛いじゃん!

なかなか、誉めてくれんじゃん?」

「お、おう。だよねー

めっさ可愛いよ。」

「…とでも言うと思った?」

(ですよねー。流石にそこまで馬鹿じゃないか。)

「じゃあ、ちょっと聞いてくるわ。お母さんに。」

「いってら。」

階段を下りる途中、父さん達の笑い声が聞こえた。

(普段あえなかったりすると普通は少しぎこちなくなったりするもんだが、仲が良いこと…)

 

◇   ◇   ◇

「お母さん。お土産ありがとう。

開けてみたよ。…でもなんで刀なの?

俺使えないんだけど」

「開けられたの?よかった~」

「開けられないってこたぁないでしょう。」

「そ、それもそうね。はは…」

(何か隠してる。それは分かる。そして、凄く気になる。…のだが、きっと事情があって隠してるのだあまり詮索はしないほうがいいだろう。)

「とりあえず。その刀は常に持ち歩いておいて。絶対に役に立つから。」

「持ち歩くっても、流石に邪魔だな…」

「魔法とかでホイホイっとできないのか?

父さん、魔法については全く分からんが…」

「まあ、異空間ポケット的なのもあるけどその分、入れた物の重さが1.5倍になるからおもいんだよ。」

「いいの。気にせず、異空間ポケット的なのにいれなさい。必ず役に立つことは私が保証するわ。それに、腰にぶら下げているよりはいくらかマシでしょ?」

「ああ、わかった。入れておくよ。」 

時計をみると、もう9時をまわっていた。

「なんだか今日は疲れて眠いから風呂入ってさっさと寝るよ。」

 

◇   ◇   ◇

 

「おっはよ!春一~!」

「ああ、おはよう。」

「昨日はおばさんが帰ってきたらしいね。

どうだった?」

こいつの言うおばさんとは、俺の母のこと。

こいつとはなかなか、長い付き合いなのである程度俺の家庭内事情を把握している。

「しかし、おばさんも大変だよね…

海外で魔法学のサポート科だっけ?

最近はどこの国もピリピリしてるからね。」

「まあ、そうだな。

聞いた話によると、やっぱり相当忙しいみたいだ。」

「だよね~。でも、カッコイイな。

サポート科か…」

魔法学はまず、いろんな分野がある。

その中の一つがサポート科。

支援系の魔法を研究しているところだ。

医療分野においても活躍するため、

今ある魔法のなかで最も直接的に人々の命を救うことが多い。

他にも、アタックやディフェンス等々…

魔法の活躍する分野は多岐にわたる。

「圭司はサポート科志望だっけか?」

「いや、違うよ。俺は、アタック科の近距離手数枠。そもそも、俺の魔法でサポートに関連するのがないからな。」

「そうだっけ?お前何使って戦うんだっけ?」

「まあ、今まであまり使ったとこあまり見せてないかもしれないけど…幼なじみよ?俺。」

「……何だっけ?」

「マジで忘れたのかよ。

…………メリケンサック。」

「プッ!!」

思わず吹き出しちゃったよ…

何だよメリケンサックって…ヤクザ?

こえぇよ。

「地味に気にしてんだよ。

メリケンサック…かっこいいけど何か危ないやつみたいで。

でも、使いやすいんだぞ?」

「ただ拳振り回すだけだもんな。」

「いや、ただ振り回すだけじゃないんですけど…」

「冗談よ。」

しばらく、電車に揺られながら昨日のあの剣について考えていた。

「ああ、眠い…」

 

 

 

 

 

 

 

異世界ならここを曲がってすぐですよ。4話

何故、魔王軍壊滅が戦争の引き金になったのだろう。

それは、おそらく人間の本能であり、心理なのだ。

表面では、物資の確保だの、領土問題だの…

だが、きっと違う。人間…いや、すべての生物には、争いがなくてはならないものとして、つくられている。

争いはよくない。争いは不幸を呼ぶだけだ!

勿論、正論であり、強く賛成する。

それでも、自分からそのような意見を主張する事はまずない。

それは、無駄だから。争いはなくならないから。所詮はそんなもの。

だから、争いに反対するだけ無駄なこと。

 

 

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「お兄、父さんが野菜買ってきてだって。」

 

今は、始業式の帰り道。

「スーパーいくの?」

「いや、面倒いから帰り道の八百屋で。」

「ささっと買って帰ろう。」

「うぃー」

 

◇    ◇    ◇

 

「「ただいま~」」

 

 

「「おかえりぃ~」」

 

ほら、これだ。

夫婦揃いも揃って…

「お母さん!可愛い娘と久しぶりに合った感想は??」

「可愛いわぁ~!愛してる。」

「…ぷんぷん!」

自分でぷんぷん言うやつ初めてみた。

「どうしたの?ミチルゥ?」

「ぷんぷん。お・み・や・げ!…まだぁ?」

図々し過ぎるだろこのアホ。

「まっ!ごめんなさい!!私としたことが!

ミチルには久しぶりの挨拶より先に、お土産よね!?」

……………………………それってどうなん?

「そうよ~!お母さんしっかりして~?

…まったくぅ。ぷんぷん!」

それでいいのか…

「はいはーい。お土産~」

え?なにこれ。

「え?なにこれ。」

それ俺が今、いったやつだからねミチル。

「なにって…手榴弾よ。魔法が組み込まれた。それにほら、かわいいでしょ?」

そこにはスカルの形をした掌サイズの手榴弾が、5つほどならべられていた。

どれも妙にリアルで気持ち悪い。

「お母さん。なんかきも…いや、まぁこれはこれでおしゃれ…かな?ね?お兄?」

「父さんは非常におしゃれだと思うぞ?

てか、かっこいいな~俺も欲しいくらいだ。使う機会ないけど。」

「そ、それな~」

とりあえずは、必殺の『それな』。

「あはは~!お母さんありがとー!」

心がこもってない…

「そう?良かった。気にいってもらって。

でも、それは相当強力なやつだから対人戦で殺す気がない相手には使っちゃだめよー?」

「うん!」

なんか、急に話題が怖くなった気がする…

「じゃあ、春くんにはこれ。」

そういってお母さんは俺に細長い木でできた箱を渡してきた。

「え、俺も?いいですって。気使わなくたって…」

「もう…そういう他人行儀はやめてって言ってるはずよ?

それに、妹に買ったのに兄に買わない親はいないわよ。」

気を使ってるのはそっちでしょ?

と言われるとまあ、それもそうだな。という気になってくる。

実際は何が入ってるのか非常に気になっていただけだが…

「じゃあ、ありがとう。」

「どうぞ!あけてみて?」

「お兄、それなに?早くあけてよ!」

「う、うるせーな。」

なんだか、異常なくらい厳重に梱包されている。

(なんなんだろう…)

そして、蓋に手をかけた瞬間。

頭の中に異音が響く。

いや、響くなんて生易しいものじゃなかった。髪の毛が全て抜けてしまうんじゃないか。口から血反吐を吐いてぶっ倒れるんじゃないか。目が飛び出そう。歯がぎりぎりいって溶けてなくなりそう。

し…死ぬ…。

 

(ぐぐぐ…ぎ…)

うるせー!

 

⬜▪◽⬜▪◽⬜▪◻⬜▪◽⬜▪◽⬜▪◽

 

「はぁはぁはぁはぁ…」

「どしたのお兄」

「あ?ああ、何か気持ち悪かった…」

「まあ、そんなのいいから早くあけてよ」

どうでもいいのかよ。

「じゃないと私があけちゃうお~」

言いながら、ミチルは例の蓋に手をのばす。

「ま、待てミチ…「だめよミチル!」

「ビビビ、ビックリしたぁ…どったの?お母さん。」

「ちょっと、そうね。早くご飯食べたいな~て。開けるのはその後にしましょ?」

お楽しみはとっておきましょ?といいながら何かをごまかすようにキッチンに向かうお母さん。

「は~い。じゃあ、私も手伝う!」

 

「春一。」

「うわ!ビックリした!」 

親父か…

「春一…頑張れよ。」

「?」

思わず首をかしげる

深刻な顔してたな…

 

◇   ◇   ◇

 

「うんめ~。お父さんおいしーよ!」

「そうか?よかったよかった。」

「ほんとね~最高だわー」

「だな。」

適当に相槌をうつ。

さっきの現象の後、明らかに両親が挙動不審だ。

というかちょっと嬉しそうな感じだな…絶対わかってたな…あんなことが起きること。

何故いわなかった?

思考を巡らせながら口にカレーを運ぶ。

あ、んめーなこれ。

 

 

 

 

 

 

 

異世界ならここを曲がってすぐですよ。3話

「皆さん、まずは二学期に向けて覚悟を決めて下さい。

特に一年生の皆さん。二学期は一学期のようにただ勉学に励めばいいというわけでは決してありません。自らの存在能力を極限まで振り絞り、自分を守れ!

甘い考えは全て捨ててこい!

その覚悟がないと判断された時点で、即刻退学だ。

…一つアドバイスをしてやろう。

誰も信じるな。

誰かを信じるということはそれなりのリスクを背負う。

この言葉を聞いてなお、私の話を信じてきって疑わない輩がいくつかおる。

そういう輩は、退学した方が身のためぞ。」

早速、校長の挨拶がインパクトありすぎてざわついてる…

ていうか、敬語はどうした。

50過ぎだろうか、顎に白い髭をはやして小太りしたオッサンだ。

しかし、結構厳しいことを言う。

…誰も信じるな。か…

でも、確かに何でもかんでも簡単に信じてしまうことには抵抗がある。

実際、人はやろうと思えば息を吐くように嘘をつける。それについては、皆知っているのだろうがいざとなると簡単に信じてしまう傾向があるのかもしれない。

 

「……以上だ。」

 

やっと挨拶が終わった。やっとと言っても、そんなたいした時間じゃなかったが… 

目つきは穏やかなくせに物凄い厳しい人だ。

もうすこし話を聞いてみたい気もするのだが、それどころではない。

 

「…おい、ミチル。お前、何食ってんだよ…。」

「ハイチュウ。」

「見れば分かるよ。」

「じゃあ、何だよ。話かけてないで先生の話真面目に聞こ?」

「お前がそれをいうの?」

「………。」

無視か。

「そもそも、あんな先公の話聞く意味ないよ。」

さっきと言ってることが真逆。

「それは何でだよ。」

「私の方が強いから。」

俺は、少し驚いてしまった。

しかし、その驚きはミチルの根拠のない自信の方にではなく。

お前は、校長が何者なのか知らないのか?という意味でだった。

「ミチル…お前はあの人のこと知らないのか?」

「は?お兄は知ってんの?」

「当然だ。あの人、ランクSS現二位の日野縁(ひの ゆかり)だよ?」

「ええ!?マジで!?私物凄い失礼なこと言った気がする。弱いって…ヤバい!殺される!…お兄、お願いがあるんだけど。」

「なんだ?一緒に謝ってくれとかか?」

「いや、そうじゃなくて…代わりに死んでくんね?」

「ちくるよ?」

「マジすいません。猛省してます。」

 

まだ、この世界についての説明が終わっていなかったな…。

異世界と現実世界が混同した世界。

異世界の魔法。

現実世界のテクノロジー。

これらが一緒になれば、神をも殺しうる。

お互いの世界には至る所にテレポーションスポットが設置されている。そうすることで、パスポートさえあれば互いに行き来出来るようになっている。

数十年前、現実世界に突如出現した異世界との繋がり。

さぞ、俺らの先祖は派手に腰を抜かしたことだろう。

それから数年後、異世界との交流は段々と増えていった。

お互いの技術があまりにも魅力的だったのだろう。

そんな中、偶然発見された驚愕の事実。

異世界人よりも、現実世界に住む人間達のほうが圧倒的に魔法適性の平均値が高かったのである。

この事実は現実世界を歓喜させ、異世界を落胆させた。

現実世界は魔法学を取り入れ、魔法使いを育てた。

それにより、異世界側の害悪である魔王軍勢は壊滅した。

一見、朗報であったかのようにみられたが、それは第三次世界大戦の引き金となった。

幸い、日本はそれほど巻き込まれなかったが、世界的にみると死者数は異常な値をたたきだした。

 

 

そうして、いつ第四次世界的が勃発するか分からないような緊迫した状態のまま、現在にいたる。

 

 

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 最近、記事の更新遅いですよね…

頑張ります。

応援もらえたら100000000000000000000000000000000000000000000000…倍頑張ります。

 

 

 

 

 

異世界ならここを曲がってすぐですよ。2話

間に合った…。

今日はこれから二学期の始業式が始まる。

ミチルと俺は違うクラス。

一学年ごとにABCDEFの6クラスに別れている。

ちなみにおれはCクラスでミチルはBだ。

「おはよう。」

圭治が元気良くクラスに朝の挨拶をするとほとんど全員から返ってくる。

逆に俺は…ポロポロっと圭治のおまけ程度にしか返ってこない。

しかし、俺は虐められているわけではない。

別に、ぼっちでもない。

特別仲いい人がいないというだけである。

その点、圭治は上手い。クラス内は勿論。

他クラスにおいても知り合いは多いらしい。

 

◇ ◇ ◇

 

今は朝のホームルームの時間。

先生が、長々と始業式について説明している時間を使って少しこの学校について話をしよう。

まず、この学校の名前は『私立第3高等学校』。

なんともシンプルな名前である。

俺自身最初に聞いたときは、「どんだけ、名前つけるの面倒だったんだよ(笑)」

なんて思っていたが詳しく調べた所でなんとなく納得した。

何故3なのか、それは、年に一度行われる

運動会に関係している。

私立第3高等学校の年に一度の運動会は私立第1、2、3、4の4校が一緒に催される。

そこでの総合得点で、第何になるかが決まる。

要するに、今年の運動会の結果次第では第1にも第2にも第4にもなるということ。

つまり、この数字は学校のレベルを表しているのだ。

しかし、運動会での種目。

ただの運動だけではない。頭の運動。いわば、頭脳戦もある。

そこら辺も、他校にないこの学校独自の特色であるといえよう。

 

そして、次はさらに深く掘り下げていこう。

 

 この高校、上で説明したように他の高校と比べると少しかわっている。しかも、なかなか刺激的である。

この学校で楽しい楽しい学校生活をおくりたいのなら、常に頭をまわし、思考しなければならない。(学校のホームページにかいてあった。)

兎に角俺は、すごい楽しみである。

俺がここまで詳しく学校についてつらつら述べている。が、まるで俺は一学期の間、この学校の特色に一切触れていないように聞こえるのではないだろうか。

それは、決して間違ってなどいない。

この学校は変わっている。故に、中学からあがってきたばかりの者には慣れるまで少し時間を要する。

なので、本格的な授業が始まるのは二学期からというわけであり、こうして皆が浮かれ気分になるのも致し方ないことなのである。

 

二年生に進級すれば、完全な全寮制となり、外部からの繋がりは一切断たれてしまう。

それは、少し寂しいところもなくはないが、やっぱり…一人暮らし気分を味わいたいな!

あ、でもゴキブリでたらどうしよ…

マジ勘弁。

 

 

「…春一君。梅花 春一君。聞いてますか?

移動開始ですよ。」

おっと。危ない。悪い意味で目立ってしまった。

 

とりあえず、今日は母さんにマッサージでもしてみるか…

 

 

 

 

 

 

 

 

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ーー……

 

ここは、現代世界と異世界が共存する世界。

 

 そして、この学園もまた、同様である。

 

 

 

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大変お待たせしました。

最近なにかと忙しくてあまり記事をあげられていませんでした。

 

なんとか、時間をみつけて書いていきたいと思います。

 

よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

異世界ならここを曲がってすぐですよ。1話

皆さんお早うございます。

まだ、まともに主人公の紹介すらしてないですよね。

俺は、春一。苗字は、梅花(うめはな)。

で、我がキモウトであらせられる…「お兄、いつまで根に持ってんの?いい加減うざい。」

 

うるさいな。

…妹のミチルです。

「お兄、ちょっとそこの醤油とって。」

「…はいよ。」

俺は、妹に対して不機嫌を露わにして醤油を渡す。

イライラする…くそっ!俺のどこがキモいねん。

ホント、マジはったおしたろか!

いや、しないけど…

 

「そう言えばハル、ミチルもお前ら時間大丈夫か?始業式はじまるぞ?」

俺の父だ。

俺の父親は専業主父である。対して母親は海外でお仕事。なかなか、帰ってこないので基本、父親と話すことが多くなる。

前回、俺とミチルが義理だといったような気がする。

それを詳しく説明すると、父親の連れ子が俺。母親の連れ子がミチルなのだが、母親はなかなか帰ってこないのレベルじゃない。

年に一回帰ってくるかどうかの世界。

よって俺は五年も家族やってるのに母親とは、少し壁がある。

母親の方は結構親しく接しようとしてくれるのだが、俺の方がどうにも…慣れない。

 

まあ、どうせしばらくは帰ってこな…

「あ、そうだ。言い忘れてたけど今日、母さん帰ってくるから。」

くるのぉ!?

びっくりした。唐突というか、俺の思考とタイミングがドンピシャすぎてびっくりした。

「やった!じゃあ、私今日早く帰ってくる!」

俺がしばらく呆然としていると。

「どうした?ハル。具合悪いのか?」

「お兄はあれだよ。いまだにお母さんに慣れていないから緊張してるんだよ。」

「…そうなのか?」

「ご馳走様でした。」

なんか返事が面倒なので無視。

…マジかよ~今日帰ってくんのかよ~。

やだなぁ、今日学校に泊まってこうかな~。

母さんは美人なのだろう。流石に歳が歳なのでなんとも言えないが…

だがその分、なんか独特な雰囲気がある。

簡単にいうと変なのだ。

ミチルが変なのは、遺伝的な問題なのだろう。

そのせいもあって、母親とは話しずらい。

 

「はあ…学校いくか…。」

階段を上がり、自分の部屋で制服に着替える。バックをもってさあ、行こう。

 

「行ってきまーす!」

「おう、行ってらっしゃい。ハル!」

「私もそろそろ出よーと。」

「行ってらっしゃい。」

俺は外に出る…が、「お早う!春一!」

「げ!圭治…」

「げっ!ってなんだよ。おい!」

「そのままだ。げっ!(最悪)ってことだ。」

「だから何だよ。その嫌みったらしさ百点満点な丸かっこは!」

「うざいからもうさっさと学校いこーぜ。」

「あれ、お兄まだ出てなかったの?

げっ!朝からなんだよ気持ち悪りぃな。

⭕ねよ圭治。」

「………(兄弟揃ってなんか変だよな。)

「お兄、先行ってるから。」

言い忘れてたが、俺とミチルは同い年です。

学校では、お互いが兄弟だってことは圭治以外しりません。

別に俺は隠したいわけではないが、妹が嫌だっていうから…

そうして俺は、眠い目をこすって電車に揺られながら圭治の話をラジオのように聞き流す。

キーンコーンカーンコーン。とありふれたチャイムが聞こえてくる。

「あ、予鈴なっとるやん。いそごうぜ春一」

「ああ、そだな。」

 

 

 

 

 

 

今期アニメについて

今期アニメ!

結構面白そうな顔ぶれですね。

まぁ、僕は基本アニメはためてみる派なので皆さんとは逆にさっさとおわんねーかなー。

なんて思ってます。

なんかアニメってためてからみないと一週間まてないんですよね。しらない内に飽きてるとか、みるのが面倒になったりとか…

共感できない人が多いとは思いますがね。

 

ところで、今期アニメで僕が最も期待しているのは、『ようこそ実力至上主義の教室へ

でしたっけ?

多分そんな名前です。

これは、アニメをみる前にコミカライズ版で読ませていただいてまして、とても面白いです。

アニメはまだまだ序盤かもしれませんが、なんかこう、主人公が困難を影でこっそり乗り越えていく感じがまた、興奮します。

キャラクターも十分魅力的です。

僕は、アニメをみる前に原作を確認しておきたくて今、ライトノベルを読んでおります。

 

最近は周りも「(最近の)アニメや漫画はファンタジーばっかりだな…」なんていってます。

まあ、確かにここまでしつこいとマンネリですよね。

ここらで、いっちょマンネリ解消出来るようなのが欲しいですね…

ファンタジー好きなかたもいらっしゃると思いますが、基本皆同じような展開ですよね…

(こんなこと言って怒られないかな…)

このすばとかは結構ギャグ要素が濃いので見てて飽きません。

でも、極端な例ですが『異世界行って無双してみた!』っていうのは…ですよね。なろうにも溢れかえるほどあります。無双系…

ここまでくると、主人公最強系よりも最弱系のほうがみたくなるレベルです。

 

まあ、今回の記事で何がいいたかったのかといいますと『アニメ業界頑張って下さい!』

て感じです。

 

駄文失礼しました。

 

これからしばらく時間があるので、じっくりと記事をあげていきたいとおもいます。

どうぞよろしくお願いします。

オリジナル ブログ小説

ハル…もし父さんがお前の結婚相手はミチルって言ったら…?」

 

「チェンジ」

「頼むよ…そんなこといわないであげて…」

「父さん…」

「なんだ?」

「無理」

見るからに父さんは焦り出す。

「ミチルはその…なんていうか…そう!みてくれはずば抜けていいと思うんだ!」

「そうだな、それは同感だけど…そのかわりに脳みそをどっかにおいてきちゃったんかね…きっと今頃母さんの羊水に浸かってるよ。」

「ハル…お前はいつからそんなに嫌みったらしくなったんだ?」

「遺伝だろ」

「やかましい。」

「で、衝撃的過ぎる父さんの頼みはそれで終わり?」

「まあ、言いたかったのはそれだけだが…結婚はしてもらいます。

一応義理だし大丈夫だろ?」

「いや、そんな簡単に…だいたい、義理とはいえもうすでに五年は一緒に暮らしてんだけど。

てかもう、義理とかいうくだらないラブコメ設定はいらない。」

「そしたら、誰がミチルの面倒をみるのさ?」

「は?」

「いや、だからさ、ミチルの将来のお婿さんだよ。

それは、一体誰?」

「いや、知らんけど…てかこの時期から娘のそんな心配してる馬鹿親初めて見たよ…」

「でも心配なものは心配なわけじゃん?」

「いや『じゃん?』とか言われてもなんも共感できんから…」

「もうそんなのいいからさぁ~

頼むよ~お前は頭いいから将来安定してそうだし…それだからお前に俺の娘を任せられるんだ!」

「もう、なんて返したらいいかすら分かんない…」

「それは勿論『是非!ミチルと結婚させて下さい!』だろ?」

「おい、ジジイ、てめぇいい加減に…「お兄、私腹減った。」

「あれ、ミチルお前いつからいたの?」

「ん?さっき下に降りてきたばかりだけど。」

さっきまでお前の話をしてたんだよミチル…

ていうか、こっちは話してんだから無遠慮に割り込んでくんなよ…

 

と俺は心の中で不満を垂れ流しながら、「冷凍庫に冷凍チャーハンあるよ」と一言。

 

「オッケイ!」と元気よく鼻歌まじりに返してくる。

「父さんは今、春一と大事なお話があるんだ。ミチルはもう少しだけ上にいてくれるか?」

「オッケイ!」

コイツ、話聞いてんのかよ。

ああ~なんかコイツと話してっとイライラする…

そんな兄の不満をよそに、「お兄、チャーハンってどんくらいあたためんだっけ?」

とチャーハンの心配をする妹。

 

(ちょっと試しに聞いてみようかな…)

 

「四分くらいで様子みてみて。」

 

《なあ、父さん!

この件について決着をつけるんならミチル本人に聞くのが早いんじゃないか?》

 

《う~む、しかしなぁ~》

(ブツブツ言ってんじゃねぇーよ気持ち悪い…)

「なに、父さんブツブツ言っちゃって!キモーイ」

 

(ぅぐ!!!なんで全く同じことを妹が…!!)

 

ケラケラ笑う妹。

その横で本気で傷ついた顔をするわが父。

 

俺は少し覚悟を決める。

「なあ、ミチル…」

「なに?」

「お前の将来のお婿さんは兄ちゃんでもいいか?」

しばしの沈黙が訪れる。

「お兄、冗談下手すぎ。

てか、面白くないよ。」

「いや、冗談とかじゃなくて。」

「は?プロポーズ?」

「いや、まぁ、そんな感じ。

で、どう?」

「どうっていわれても…

キモイとしか言えないわ。とりあえず、聞かなかったことにしといてあげる。」

 

そんな兄のプロポーズに対し、辛辣なことばを浴びせる妹。

なんとも言えない空気の中、場違いで空気の読めない電子レンジは『チーン』と間抜けな音を鳴らす。

 

「あ、チャーハン」

 

俺はその晩布団の中で妹を散々呪った。

 

 

 

 

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今回はSSとかではなく完全オリジナルです。

 

どうだったでしょうか?

なんだか突然、ラブコメが書きたくなりました。(笑)

まだまだ続けていくつもりなのでよろしくお願いします。

 

ギルティクラウンのほうも頑張ります!