素人に書かせるブログ小説

SSや小説を載せていきます。時々、完成したデジ絵ものっけていきたいです。コメントよろしくっ!

異世界転生ものは能力に『無』がつくとだいたい強い。 オリジナル小説 1話

「勇者よ。よくぞ召喚に応じてくれました。

…お顔を上げてください。」

俺達は言われたとおり顔を上げる。

「「「いよぉぉぉしゃぁぁぁぁ!!」」」

「……うぇーい」

 

「え?」

思わず目の前の綺麗な女性は首を傾げた。

女性の経験上、召喚に応じた者は焦りだし声を荒げるものだったから。

今回も、それを覚悟していた。

それがどうだろう。今、目の前に広がる光景は。

まあ、確かに声を荒げてないわけではないが…何だか喜んでる気がする。

 

「「「いぃぃよおおおぉぉぉぁぉしいぃぃぃぃ!」」」

「……うぇーい……眠っ」

 

召喚に応じてくれた4人の勇者候補。

喜んでくれることはとても嬉しいのだが、何というか…大丈夫だろうか…頭とか。

 

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(やっとおさまった…)

「初めまして!お、俺の名前は井澄ゆう!…です!」

「…おいおい。ゆう、お前まともに自己紹介もできないのかよ?」

「あ?」

「フッ、我が戦友がこの程度とは…失望したぞ?」

「あ?」

「私は…ゆうの自己紹介は普通にいいと思…どうでもいいや。」

「おい。」

 

女性の頬がひくつく。

(か、完全や向こうのペース!

だめよ私!頑張らなきゃ!)

 

「どうも、よろしくお願いしますね。

ゆうさん。

私の名前は、エリナ。

エリナと申します。」

 

「ほう…エリナか…良い名ではないか。

それこそ我の……わ…れ…の…えっと…こ、いびと…あ、ちがくて…」

「我の?」

「どうも、初めまして。さっきは、自分の事我とか言ってましたがゆうに言わされてるだけです。

僕の名前は葉月快。

よろしく。」

「適当言ってんじゃねぇよ!

エリナさん!俺は言ってないから!

コイツが勝手に言ってるだけだから!」

(あはは…)

エリナは苦笑するしかなかった。

(は、話進まない…)

 

「んで、この中で一番イケメン(自称)の俺の名前は…「私の名前は水城カナ…」

 

(((被せてきたなぁ…)))

 

「俺の名前は…「よろしくエリナさん…」

 

(((…………。)))

 

「俺の…「私の好きなものは、ゆうの絶望した顔」

 

((ええぇ…))

(お…俺ぇ…?)

 

「おr…「私の嫌いなものは、大輔とその存在を認めてる人間。」

 

(((うわぁぁ……)))

 

「え、えっと…大輔さんとは…」

「…敬称は必要ない。うんことでも呼べばいい…」

(え…えぇ…)

「………どうも、ご紹介預かりました。

………

………

………うんこです。

 

よろしく。」

 

 

(え、ここはうんこって呼べばいいのかしら…えぇ…どうしよう。でも、それは流石に…)

 

「あ、え…と…う、うんk…いえ。

大輔さんよろしくお願いしますね。」

エリナは取りあえず微笑んだ。

引きつった顔を無理やり笑顔に変えて乗り切ろうとしたのだ。

 

 

(((…………今、うんこって呼ぼうとしたな。)))

 

(あれ…?)

 

「…………おい。

お前、話…聞いてたか?」

 

「ひぃ!?」

エリナは恐怖で声を上げる。

カナは笑っていない。

もともと、無表情であった。

しかし、今は……。

 

「……うんこと呼べと言ったよな?

……もしかして…うんこの存在を認めてるのか?」

 

(目…目が…怖…ど、どどどどうしよう。

凄い怒ってる…ここは取りあえず)

 

「いや~、大輔っていうのは私の友人の話でぇ~。

そこの“うんこ“とは別人っていうか~」

 

「あっそ…」

 

(は、恥ずかし~。…死にたい。てか怖かった…)

 

『なんかすげー口調じゃなかったか?』

『うむ、これぞまさに性悪女だぞ。ゆうも気をつけるといい。』

 

(き、聞こえてますよ~。

自分で言うのもアレですけど…私そんなに性悪じゃないですよ~。

あれは演技っていうか…。)

 

『うう…ぐすん…。

俺はエリナさんにまでうんこ呼ばわりされてしまった。死にたい…ぐすっ。』

『『じゃあ、死ねようんこ野郎。』』

『ああ!?』

 

「…エリナさん。…話進めたい。」

 

「あ、失礼しました。」

 

『元はといえばカナが話止めるから…』

ボソリとゆうがつぶやいた一言に一同が青くなる。

 

「ゆう…今のは聞かなかったことにしてあげる。」

「………すみません。すごくすみませんでした…。」

 

(カナさん…見た目は大人しい感じであまり感情をおもてにしなさそうなのに、顔にしなくても伝わってくるんですよね…)

 

「申し訳ありません。

この世界の説明についてはまだでしたね。

あの…たぶん。勇者候補様たちは元の世界に戻りたいかもしれませんが、どうかこの世界や協力していただけませんでしょうか?」

 

「エリナさん。…私は帰れるの?」

 

「そこは安心してください。

いつでも帰ろうと思えば帰れます!」

 

「「「ことわぁぁぁぁぁるうぅ!!」」」

 

「えええ!?ど、どうして?

帰りたくはないのですか?」

 

「「「いや、まったく。」」」

「私は帰りたい。」

 

「ハーレム作ってやるんだ!」

「我はハーレムを作る!!」

「ハーレム作ってやるぜ!」

「…………。」

 

(……………ホントに勇者候補かな。)

 

「申し訳ありません。カナさんだけで帰ることはできないんです。

帰るときは四人一緒じゃないと…。

それに、一度帰ってしまうと二度と戻って来れないんです。

お願いします。この世界に協力していただけませんか?」

 

「…………といっても。向こうの世界で親だって心配している。」

 

「「「自惚れんな!!」」」

 

「…………は?」

 

「「「お前に心配されるだけの価値があるとでも!?どうせ、今だってお前の親は第二号産むために気持ちいいことしてんだよ!」」」

 

「…………あ?………もう40後半だぞ?」

 

「「「…………。」」」

 

「………心配…して…ない、かも?」

 

(カナさんが!カナさんが少し目に涙を溜めている!?)

 

「…………っぐすん。」

 

 

『な、なんだこの罪悪感…』

『『ったくゆうは女を全くわかってないな。』』

『…てめぇらも一緒になってだろうが。

てか、お前らは女を知ってるのか?』

 

お前らだって知らんだろ?みたいな顔をして快とうんこを見るが…。

 

「なあ、カナちゃん。

僕って思うんだけど…ゆうって最低だよね。」

(おいおい。快くん。何素に戻ってんの?)

「…………。」

「そうそう。全部ゆうが悪いんだぜ?

最低だよな。」

「お、おいお前ら。俺に罪なすりつけようとしてんじゃねぇよ。」

「…………ゆうってそんなに私の事嫌いだったんだ…。…………私、知らなかった…。」

「ち、違う!そんなこ…「みなさん!やめてください!」

 

「え?ちょ…ちがくて…俺はカナに謝ろ…「やめて!ゆうさん!カナさんいじめて何がたのしいんですか!」

 

((エリナさーん。最高~。

そのままゆうが堕ちていけば俺のハーレム計画の邪魔は…))

 

(快だけだ!)

(うんこだけ!)

 

そろぞれがあまりに自分勝手過ぎて話が次に進むのに数十分時間を要した。

だが、誰も知らない。

カナが裏で嫌みな笑みを浮かべていたことを。

 

 

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みなさん!

お久しぶりです!

結構記事は書いているんですが公開してないんです。

日記とかじゃないのである程度ストックが、たまったら公開しようかと思っています。

 

新作です。

今回は異世界ものですが、コメディ一色に染めてやろうとおもいます。

 

『異世界ならここを曲がってすぐですよ。』の方もよろしくお願いします。

小説家になろうにもアップする予定なので宜しければどうぞ。

 

 

コメント待ってます!凄い励みになるので。

どうかお願いします。m(__)m